今日は灯油ランタン(ケロシンランタン)を大特集します!灯油は、安くて手軽な優秀燃料!ランタンで使えばランニングコストもグッと下がるし、燃料を買い忘れても、ガソリンスタンドで購入できる所が魅力的!とはいえ、実際にどれくらいコストを抑えられるのか?コストを抑えられても、使い勝手はどうなのか?メンテナンス方法や明るさの違い、気になる匂いなどもまとめて行きたいと思います。また、有名メーカーのコールマ・フェアーハンド・ペトロマックスの特徴から、用途別のおすすめランタンなどなど・・・盛りだくさんな内容でまとめました。これを読めば灯油ランタンの事には困らない!という所まで徹底紹介していくので、少し長いですがどうぞ最後までお付き合いください!
見出し
灯油ランタンのランニングコストに唖然!?
灯油ランタンは、「キャンプコストが抑えられそう」「災害などの非常時にも簡単に使えそう」とその手軽さが魅力ですが、ではどれくらい手軽なのか?コストで検証してみます。
コールマン製ランタン・ランニングコスト比較
今回は燃料別に『ホワイトガソリンのランタン』『LPガスのランタン』『灯油ランタン』の3種類を比較してみたいと思います。そしてなるべく公平な数字が出るように全て『コールマン製』ランタンで計算してみました。
ランタン名 | 燃料 | 価格 |
ツーマントルランタン290A | ホワイトガソリン | 約7時間で¥770 |
ノーススター | LPガス | 約4時間で¥858 |
ケロシン(灯油)ランタン | 灯油(ケロシン) | 約5時間で¥80 |
※【燃料参考価格】ホワイトガソリン:1L¥819 LPガス:470缶¥858 灯油:18L¥1500で換算
※ツーマントルランタン290Aは満タン940ccで7~14時間で換算
※ノーススターは470缶使用で4~8時間で換算
※コールマンケロシンランタンは満タン950ccで5~7時間で換算
コールマン製ランタン・明るさ比較
【明るさの違いは?】
ランタン名 | 燃料 | 参考ワット |
ツーマントルランタン290A | ホワイトガソリン | 約190ワット |
ノーススター | LPガス | 約200ワット |
コールマンケロシンランタン | 灯油 | 約200W強 |
コスト&明るさを比較した結果
燃料別で、ホワイトガソリン・LPガス・灯油(ケロシン)を比較してみた結果、ランニングコストの差には唖然としました。ワット数も違うし、点灯環境によって満タン時の燃焼時間は違いますが、それにしても灯油だと約5時間で¥80!!これは驚異的です。 明るさ的にも、申し分なくキャンプのメインランタンとして活躍してくれる事がわかりますね。
灯油ランタンの使い方は簡単?
灯油ランタンが低コストという事はわかりましたが、使い方が難しければ「総じて手軽」とは言えませんよね。という事で、お次は使い方を紹介して行きたいと思います。
【灯油ランタンには2種類ある】
まず、灯油ランタンといっても、大きくわけて2つの種類があります。
圧力式 | 明るい |
フェアーハンド式 | ほんのり灯る |
両者で使い方も異なるので、1つずつ説明していきます。
一般的な特徴としては、『圧力式は明るい』『フェアーハンド式は燃費がよい』 なんて言われているので、使用シーンに応じて選べばよいですね。例えばメインランタンとして使うなら圧力式、癒し系ランタンとして使うならフェアーハンド式。といった感じはいかがですか?
おすすめの圧力式 ケロシンランタン・使い方
圧力式灯油ランタンの使い方とおすすめ商品を紹介します。まず人気おすすめの 灯油ランタンはこちら!
「コールマン ケロシンランタン639C」
こちらは、日本正規品はなく、海外の並行輸入品になります。なんで日本では正規に販売されないのか?私の偏見満ちた!?(笑)考えは以前にこちらで書いています。
使い方は動画で見るとわかりやすいです
・マントルを付ける
・燃料(灯油)をいれて
・アルコールを注ぎプレヒート!
・ポンピングをして
・燃料バブルを回しONにすると・・・
・点灯!!
【もう1つ!】おすすめの圧力式 ケロシンランタン・使い方
もう1つのおすすめ灯油ランタンはこちら↓
「ペトロマックスHK500」
ペトロマックスは200以上のパーツから出来ており、ランタンの美術品!とも呼ばれる美しいランタンです。外見の美しさと放つ光は最高級といっても良いかもしれません。(どうでも良いですが(汗)私はペトロマックスが好きですww)
使い方は動画がわかりやすいですよ。
・燃料を入れる
・マントルをつける
・圧力計をみながらポンピングをする
・マントルの空焼きと余熱をする
・グリップホイールの矢印を下向きにして点火
・余熱バーナーのレバーをしめて安定させる
圧力式の灯油ランタンは、点灯させるのに少し作業がありますが、慣れれば楽しい儀式になりますよ。
フェアーハンド式灯油ランタン 芯入れと使い方
フェアーハンド式の灯油ランタンは種類が沢山ありますが、人気なのが『フェアーハンドランタン』と『デイツ』です。使い方の特徴は “芯” を入れる所ですが加圧式と比べるととても簡単です。
【フュアーハンドランタン276】
ドイツのランタンメーカー『フェアーハンド』のこちらは、優しい明りと扱いやすさで人気のランタンです。更に20時間以上の明りが消えない頼もしさも、ランキング上位独占の理由です。
使い方は動画がわかりやすいです。
圧力式と比べるとかなりお手軽です。
・芯をセットする
・燃料を入れる
・点火する
これだけ!とっても簡単です。
【もう1つ!】フェアーハンド式灯油ランタン 芯入れと使い方
フェアーハンド式ランタンでもう1つ人気メーカーがこちら↓
【デイツ78】
アメリカのニューヨークで創業した「デイツ」のフェアーハンド式ランタンです。スペックや使い方はフェアーハンドランタンとほぼ同等。外見や色の好みで選ぶのも楽しい灯油ランタンです。
灯油ランタンを楽しんでいる人の口コミ
ではお次は、実際に灯油ランタンを使っている人の口コミを紹介しましょう。
雰囲気のある写真が素敵です。コールマン・ケロシンランタンと、フェアーハンドランタンのユーザーさん
お気に入りのランタン。
やっぱりケロシン好きです。
コールマンのケロシンランタンは故障知らずで安定してます。燃焼時間も長くて良いですよ。
フェアーハンドランタンは雰囲気良すぎる。♯ランタン ♯ケロシン ♯キャンプ道具 ♯コールマン ♯Coleman ♯フェアーハンド pic.twitter.com/tvzF6g6F4D
— おじまる@軽キャンパー (@ojimaru23) 2018年5月11日
キャンプに行かない時はインテリアとしてもおしゃれです!
新居に引越しました
カフェ風に仕上げたいと模索。
しかし今は段ボールだらけです後ろの青いランタンは、相方のケロシン。本格レトロもの。
一番右にあるのはワタシのコールマンの蛍光灯…これ10年以上前のものですの。
お気に入りのギアは、何年経っても現役大活躍です pic.twitter.com/P1PWLchVZX— ごんさん (@g0njuras) 2017年8月2日
こちらは女性らしいカラーリングのフェアーハンドランタン。キャンドルと一緒に使えば雰囲気もUPしますね
フュアハンドとペトロマックスのキャンドルに点火#キャンプ#キャンプ道具#キャンプギア#フュアハンドランタン #ペトロマックス#キャンドル https://t.co/fPhwoPJAo8 pic.twitter.com/yXv5ftYO2P
— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) 2019年1月19日
ペトロマックスHK500はオプションのリフレクターを付けると存在感がまします。因みにリフレクターは1枚¥5000ちょっと。
地元のアウトドアショップourthingでペトロマックスHK500買った(≧▽≦)金ピカ!! pic.twitter.com/IMyS1TCeaL
— TK6 (@tk6photo) 2019年1月13日
ペトロマックス HK500のリフレクター 今いくら?こちらでチェック
ヌヌッ・・・!!!ディズニーのどこなんでしょう?知りたい!!
まさかディズニーにデイツのオイルランプがあるなんて|゚Д゚)σミッケタ pic.twitter.com/FUjanKtImf
— あめんぼ (@amenbo_man) 2019年1月2日
THEアメリカンな印象の写真!かこいいですね~
ポチった、DlETZのオイルランタンきた~♪(^.^)♪
小さく丸くて可愛いなぁ~
デイツでは、No,50が最小サイズなのかな?
このサイズも、なかなか売ってないんだよね~ pic.twitter.com/VpjL1NOJBe
— ビータキ・キャンソロ病 (@vojWpvFIrvHptX7) 2018年4月13日
灯油以外の燃料をつかってみよう
灯油ランタンの燃料は “灯油” でしょ?と思うかもしれませんが、実は、ガソリンスタンドで買える灯油以外にも使える燃料があります。この燃料を使うと、灯油の欠点がカバーできます。
・灯油 独特のにおいがある
・煤(すす)が出る
この欠点を見事にカバーしてくれるオイルが『パラフィン系オイル』です。
パラフィン系オイルは、灯油独特のにおいがなく、すすが出にくい。という特徴があり、オイル臭が苦手な人や、後片付け等の手間を省きたい人におすすめです。
【灯油とパラフィン系オイルの違い】
オイル | 匂い | 煤(すす) | 引火温度 |
灯油 | オイル臭あり | あり | 40° |
パラフィン系オイル | 殆どなし | 殆どなし | 98° |
パラフィン系オイル どれがおすすめ?
パラフィン系オイルの中でもおすすめなのが『レインボーオイル』です。その名の通り、カラフルな色のオイルで、安心の日本生産!
これは高純度に精製されたオイルで、例えるなら「液体ロウソク」のような感じ。更に!キャンプやアウトドア等で使うのにおすすめしたい理由が『防虫オイル』だからです。ユーカリなどのハーブを調合しているから爽やかな香りで防虫効果を発揮しますよ。
灯油ランタンの使い方(片付け編)
灯油ランタンの点灯方法は先ほど説明しましたが、次は『片付け編』です。キャンプで使った後の片付けが、面倒だったら使うのが億劫になりますからね。こちらでおさらいしておきましょう。
灯油は入れっぱなしで大丈夫?
タンクに残った灯油はどうすればよいのだろう?と疑問に思う人も多いと思います。皆さんタンクに残った燃料はどうしてるのか?ちょっと調べてみました。すると・・・
・移動などで、灯油を絶対に漏らしたくない場合は、空っぽにする
・使いたい時にすぐ使えるように、灯油は抜かないでそのままにしておく
という2パターンの方達が見られました。
もし車などでの移動がある場合、空っぽにするか、タオルなどにくるんで運ぶと安心です。
灯油をタンクから抜くポンプ
タンクから灯油を抜く時に便利なのがこちらのポンプ
これを、タンクに刺しポンピングをすると、灯油が抜き取れます。
予備燃料はどう持ち運ぶ?灯油の携行方法
さて、お次は燃料の運び方、携行方法です。キャンプやアウトドアで予備の灯油を持ち運ぶ際に、ペットボトルなどを使う人もいるそうですが、熱によって、膨張する可能性がありとても危険です。予備燃料は携行缶を使うのがベスト!
こんなスポーティーな携行缶もあります。SOTOの携行缶は1000mLタイプ。お値段は¥3.000ちょっとです。もう少し小さい400mlタイプだとお値段¥2500ちょっととなります。。
他にも色々とあるので自分にあった容量の缶を探してみてください。「ヒューエルボトル」と検索するとでてきますよ。
明りだけじゃない!? 灯油ランタンは「あったか~い」
揺らめく炎に癒される灯油ランタンですが、魅力は明りを灯すだけではありません!というのも、灯油ランタンはちょっとした暖房器具にもなるのです。肌寒い季節のアウトドアやキャンプに、ちょっとそばに置いておくと、「あったか~い」とほっこりしますよ。
「あったか~い」とのツイート
デイツ 灯油ランタン 火入れの儀
結構明るくて暖かい^^
灯油満タンで62円^^ pic.twitter.com/Ss5mxx5aub— はじめんGO (@hajimengo) 2019年1月26日
充分な明るさそして暖房にもなる
テント内の照明として購入しましたがガソリンやガスランタンと遜色がない明るさ、ケロシンで経済的で安全、そこそこの熱量があるので冬は暖房の助けになりました、ランタンの周りは炎の明るさと熱でほんのり温かでした。by amazon
メーカー別!灯油ランタンのスペックと口コミ
灯油ランタンには加圧式とフェアーハンド式がありますが、次はメーカー別に価格や明るさを紹介します。先ほども言いましたが加圧式は光量があり、フェアーハンド式は燃費が良いのが特徴です。
コールマンの加圧式ランタン
「コールマン ケロシンランタン639C」
明るさ | 点灯時間 | タンク容量 |
200W強 | 5~7時間 | 950cc |
明るさはキャンプのメインランタンとしても頼もしい200W強です。950ccで5時間は点灯するのでコスパも最強です!外見はオールドアメリカンな雰囲気で格別「おしゃれ!」という感じはしませんが、真っ暗な夜に温かな光を放つケロシンランタンは素敵です。
明るいし、光が柔らかい。
なによりも、燃料代がまったく気にならない。
アルコールは必要だけど、
その分炎上することもない。
初心者の方にもおススメです。by amazon
加圧式ランタンで大人気のペトロマックスHK500
明るさ | 点灯時間 | タンク容量 |
400W | 8時間 | 1000cc |
ランタンの美術品!と言われる程、美しいペトロマックスHK500はキャンパーに大人気。明るさも申し分なく、キャンプのメインランタンに最適です。1000ccの容量で8時間程もつ燃費の良さは最高!
はじめて買ったランタンがこれです。これと中国のパチモン2つ一緒に買いました。わがままランタンって色々言われてるけど、使い手次第というのが感想。ちゃんと余熱をしっかりすれば着きます。それがすべて。物の劣化でのトラブルは起きても、初期のトラブルは原因が絶対あります。ニードルが曲がりやすいので、そこを注意すればほぼ大丈夫。曲がったら取り替えればいいだけだし。音と明かりは無骨でたまらない!他で読む記事どおりの感じです。ぺトロと中国製の違いは、すぐ食えるラーメンと並んで食べる有名なラーメンの違い。どっちもラーメンを食べるということは同じだから、明るさと雰囲気は同じ。細かい作りと話のネタになるかくらい。でもキャンプで「これ、ペトロマックスって言ってさ~、明る…」これが楽しいんだよなっていう。(笑by amazon
フェアーハンド式灯油ランタンのデイツ
「デイツ2500」
明るさ | 点灯時間 | タンク容量 |
15W | 75時間 | 2.5ℓ |
フェアーハンド式ランタンの中でも明るいスペックの「デイツ2500」 どっしりとした外見で大きなタンクが魅力的なランタンです。小さな灯油ストーブのような温かさもあり、どこへでも移動して持ち運びができるのが魅力的!本体価格も安いです。
やっぱり大きいです。青が、綺麗なランタンです。
でも、実際に使うには大きすぎるかも
私は大きいものが好きなので、大満足です。
見ているとキャンプに行きたくなりました。。by amazon
人気のフェアーハンドランタン
『フェアーハンドランタン276』
明るさ | 点灯時間 | タンク容量 |
5W | 20時間 | 340cc |
テーブルランタンとして人気の雰囲気がある「フェアーハンドランタン276」です。光量は望めませんが揺らぐ炎が美しい!ランタン本体もかわいい!と大人気。この灯油ランプを模倣したLEDランタンも作られる程、おしゃれランタンの代名詞。といった外見です。
同タイプのハリケーンランタンは色々なメーカーから出ていますが基本的な構造は変わらないので特定のブランドやメーカーにこだわりがなければこちらの製品はおすすめです。シルバータイプはペトロマックスからも出ていますがこっちの艶がないシャビーな感じのシルバーが気に入った&値段も半額以上安かったのでこちらにしました。こちらのランタンも価格はお手頃ですが100年以上も前から作られている歴史あるランタンなので所有欲も満たしてくれますよ。by amazon
口コミでもありましたが、伝統的なランタンで作りもしっかりしているのに価格が安いんです。良い道具を手に入れたな~。と気分もあがりますよ。
灯油ランタン(ケロシン)まとめ
今日は灯油ランタンを紹介しましたが、いかがでしたか?
灯油ランタンは、欧米の老舗メーカーが多く、外見もレトロな美しさが特徴なのでキャンプにいかなくても、インテリアとして家で使ったり、冬場の灯油ストーブのあまりを活用する。という使い方をしていたり、、、、、雪国ではお家で取り入れる人が多いとか。
お庭やベランダ、アウトドアなどにも!コスパ抜群の灯油(ケロシン)ランタンは、生活に潤いと癒しを与えてくれるのかもしれませんね。皆さんもお気に入りの1台がみつかりますように♫それでは!最後までお読み頂きありがとうございました。